ワゴンRのブレーキキャリパーを、耐熱イエローで筆塗りしていた時に気づいた『ロアアームボールジョイント』のブーツのひび割れ。このまま放置するとロアアームごと交換になるので早めに交換することにしました。
ワゴンR(MH34S)ロアアームボールジョイントブーツ交換作業手順
タイヤの取外し
タイヤを外した方が作業がしやすいので、車両を上げてタイヤを外します。
ロアアームボールジョイントブーツの取外し
ロアアームボールジョイントのスライドピンをマイナスドライバー等で抜きます。
17mmのメガネを使ってナットを外し、ハンマーで叩きます。ボルトがスライドしたら抜ける状態になっているので、ブレーキキャリパーをずらしながら、ロアアームを下に下げます。
マイナスドライバーでロアアームボールジョイントブーツを浮かせながら外します。
グリスの交換
ボルトに付着している劣化したグリスをキレイに拭きとり、新しいグリスをロアアームボールジョイント(ボルト側の下)とロアアームボールジョイントブーツ裏に塗ります。
ロアアームボールジョイントブーツの交換
ロアアームボールジョイントブーツを入れ、下側をワイヤーを巻いて固定します。ボールジョイントの下側をきちんとはめないとグリスが抜けるので、きちんとはめ込んであることを確認してワイヤーをかしめます。かしめた部分はニッパーで切り折り曲げました。
ブレーキキャリパーを戻し、ボルトを入れたら下から軽くハンマーで叩きます。すんなり入ったらナットを入れて17mmのメガネで締めつけていきます。締めつけたらスライドピンを入れタイヤを取付て終了。
まとめ
ナットがボルトと一緒に回る場合は下側を棒か何かで固定するとナットだけ締めつけられます。片側15分程度。概ね30分もあれば終わります。ロアアームボールジョイントブーツは何キロや何年で劣化とは言いにくいので、タイヤ交換やオイル交換時に見ておくと良いかもしれません。今回は83000kmで交換でした。
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