iPhone 7のバッテリー交換を頼まれて作業してきました。バッテリーは2600mAhでした。Amazonなどではバッテリーを買うと工具もセットになっている場合が多いです。セットにはシールも2セット付属していました。
iPhone 7バッテリー交換手順
必要な工具類
- 特殊精密ドライバー Y000
- 特殊精密ドライバー ペンタローブ(0.9mm)5溝
- 精密プラスドライバー
- ピンセット
- ヘラ
- ピック
- 吸盤
用意した商品
バッテリー交換方法
Lightningコネクタ両側のネジを外す
本体下のネジ2箇所をペンタローブドライバーで外します。
フロントパネルを開く
吸盤でフロントパネルを浮かし、隙間が出来たらヘラで全体を浮かせていきます。この作業が一番時間がかかり難所でした。iPhone 7には本体の淵にシールが貼ってあります。浮かない場合はドライヤーなどで温めてから作業します。
フロントパネルは右側に開く仕様になっています。コネクタが短いので90°になるように何かを置くか90°になるように固定します。
バッテリーコネクタを外す
右下のシルバーの固定版を特殊ドライバー Y000で4箇所外し、バッテリーのコネクタはヘラで外します。
各種接続ケーブルを外す
液晶画面、タッチパネル・ホームボタンとロジックボードを接続するケーブルのコネクタをヘラで外します。右上のシルバーの固定版を精密ドライバーで外します。外れたらフロントカメラのコネクタを外します。これでフロントパネルを外すことができます。
TAPTIC ENGINEをずらす
バッテリー下にあるTAPTIC ENGINEの3箇所のネジを精密ドライバーでずらします。
本来は外すようですが自分は外しませんでした。
バッテリーを外す
バッテリーを固定している両面テープを剥がします。このテープ剥がしも難所です。テープが途中で切れてしまった場合はドライヤーで温めながら固いヘラで剥がします。テープはゆっくりと引っ張りながら剥がします。バッテリーを曲げたり穴を開けないよう注意が必要。
バッテリーを外すことができれば後は逆の手順でバッテリーを取付けてフロントパネルを戻します。
取付け後の動作確認
フロントパネルを戻す前に一度充電器に接続して問題ないか設定画面からバッテリーの詳細をチェックします。
フロントパネルの取付け
問題がなければ本体淵のシールを張り付けて、フロントパネルを戻します。Lightningコネクタ両側のネジを戻して作業終了。
まとめ
バッテリーを購入した場合でも数十%の残量があるかもしれません。100%充電してから無くなるまで使用して充電。作業時間は1時間半程度。
使用した商品
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